いまの奈良を舞台にした楽しいストーリーの小説がただいまベストセラー中!
万城目学「鹿男あをによし」
ブックファースト渋谷店週間ランキング(文芸)1位
ジュンク堂書店池袋本店ベストセラー(総合)3位
紀伊國屋書店全店週間ベスト7位
「さあ、神無月だ――出番だよ、先生」
神経衰弱と断じられ、大学の研究室を追われてしまった28歳の「おれ」。失意の彼は、教授の勧めにしたがって、奈良の女子高に2学期限定で赴任する。
ほんの気休め、のはずだった。英気を養って研究室に戻る、はずだった。
あいつが、渋みをきかせた中年男の声で話しかけてくるまでは……。
慣れない土地柄、生意気な女子高生、得体の知れない同僚、さらに鹿――そう、鹿がとんでもないことをしてくれたせいで、「おれ」の奈良ライフは気も狂わんばかりに波乱に満ちた日々になってゆく!
朱雀門横にあると思われる私立女子校の教員である主人公は転害門そばの奈良北町の下宿先から大宮通を通ってます!
小西通りのビブレや奈良健康ランドまで思わずにやりとする描写もたくさん。
そして奈良公園の鹿がそんなことをしていたなんて…。
奈良市内の書店では目立つところに置いているので手にとってみてください。
写真は朱雀門と、雌鹿が話しかけてくる大仏殿裏の講堂跡。
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2 Responses to “いまこれを読め「鹿男あをによし」”
『鹿男あをによし』の表紙挿画を担当させて頂いた
石居麻耶です。
この度はトラックバックどうもありがとうございました。
この本を持って、奈良に遊びに行ったら、
とても楽しめそうです。
コメントありがとうございます。
奈良の住人でも違和感なく楽しめる作品でした。
表紙絵や扉絵も素敵です。