sampleの音楽イベントでのライブやDJ等、これまで奈良を中心に継続して質の高い活動を行ってきた音楽家Cheekboneが、オーストラリアのオンライン・レーベルHidden Shoal Recordingsから7曲入りデビューEPをリリースしました。
同レーベルの公式サイトのほか、iTuneなどのインターネット音楽ストアから購入できます。
Hidden Shoal Recordings
今回リリースとなったEP”Yesterday”は、cheekboneの記念すべき公式初音源にして彼のネクスト・レベル到達を告げる会心の作品となりました。
細部にまで神経が行き届いた丁寧なプログラミングと、慎ましく、ときにエモーショナルに挿入されるノイズ、そして彼の楽曲がもつ内省的でメランコリックなイメージを決定づけるシンセサイザーの美しいメロディーが、アルバム全編を最後まで飽きさせることなく聴かせます。
エレクトロニカファンは必聴、今後の活動も要注目です!
Yesterday/cheekbone
(Hidden Shoal Recordings)
1.Supposition
2.Behind the Irony
3.Reef
4.Feel Thing White
5.Far
6.Tiny
7.Yesterday
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Hidden Shoal Recordings
-cheekbone-
サイケデリック、ジャーマン・ロックに影響を受け、90年代半ば、森内こういちはギター、オルガン、テルミン、そしてテープを使用して曲を作り始めた。この初期の冒険から、心地よく立体的なcheekboneの世界が形作られる。2002年、古くはNeu、ClusterやTangerine DreamからSonic YouthやMy Bloody Valentineなどのノイズメーカー、そしてアンビエントの草分けであるBrian Enoらの音や影響を織り交ぜながら、彼はラップトップを使うようになる。彼自身の独特な空間に刻まれた心地よく新しい音響風景とを織り成すメロディーと質感のある彼の実験は、Aphex TwinやPlaid、Boads Of Canadaなどの影響力のあるイギリスのエレクトロニカ系アーティストを彷彿とさせる。最近の制作ではイタリアのバンド、Port-Royalのトラックをリミックスし、パフォーマンスでは主に故郷である奈良でラップトップとシンセサイザでライブを行っている。
http://www.myspace.com/cheekbonesspace
-Hidden Shoal Recordings-
オーストラリアのネットレーベル。
2005年に設立。
Glassacre、Color Kaneなどサイケデリックからエレクトロニカまで幅広く扱う。
http://music.hiddenshoal.com/