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世界の絵本を販売するインターネット古書店パビリオンブックスは、ただいまGallery OUT of PLACEとなりの古い家屋を改築作業中。絵本販売と喫茶営業を行う素敵なお店のオープンに向け、毎日試行錯誤の格闘を続けています!
暑い日々が続いた今夏もせっせと作業に勤しんでいた隊長、涼しくなる秋に突入していよいよゴールも見えてきました。連載コラム24回目は、「建築も見た目が9割」、なワケはなく、もちろん中身が重要!・・・とは言え、見られる部分はやっぱり外見。
そんなわけで今回は建築の「お化粧」事情に迫ります!


24.「見えない部分」
例年になく酷暑続きの夏。
しかし工事は日々進んでいます。進めなきゃならない。すでに内装工程なので、全体からいうと残り2割は切ったと思います。切ったはず!
でも現場の実状を見てそう共感してもらえるのは、ある程度施工というものを知っている人。そうでない人の多くは「まだ、これだけ!?」という反応です。無理もありません。確かにあちこちに材料が積み上がっていますし、骨組みが剥き出しの部分も多く、「仕上がり」と呼べる表面はまだあまり見えていませんから。
ただ他の工事現場を観察してみてもそうですが、工程の大半は構造や下地の施工に費やされます。一方「化粧」と呼ばれる仕上げ工程は案外早いものです。いつまで工事してるのかな?と思ったら、僅か数日で完成、即オープン!?なんて、ショッピングモール等にはよくありますよね。ま、我が現場はさすがにそうはいきませんが…。

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専門家でない限り、一般に建築の中で最も見られる部分はやはりこの「化粧」でしょう。白く平滑な壁、木目の美しい板張り、ポイントになる装飾、建具など、初めて訪れる場所でまず目に付くのがこの部分。またお洒落な家具、照明などのインテリアも広い意味で化粧の一部といえます。従って化粧がその建築への評価を左右するといっても過言ではありません。
ただ重要な部分であることは間違いないのですが、実際そこに掛けられる工程は短いですし、もっと言えば全体の工費に占める割合もふつうあまり高くないと思います。
何故か?
工費においては、安く抑えやすい部分だからかもしれません。基礎や構造といった屋台骨を値切るのはさすがに心配ですが、タイルをクロスに、無垢板をプリント合板に、などといった箇所から予算にあわせてグレードダウンするわけです。あとでやり直すのも比較的容易ですし、もとより将来リフォームする可能性が高い部分でもあります。
化粧とはよく言ったもので、その出来不出来は下地の状態に大きく影響されます。例えば壁紙を貼る場合、下地となる(石膏)ボードの継目が適切に処理されていないと、壁紙表面に凹凸やひび割れが発生する原因になります。またそのボードも、下地の木構造できっちり平面や角が出ていないとどうしても綺麗に収まりません。木構造を精確に作るには、柱や土台に精度が求められます。それらはすべて基礎の精度に左右され、ひいては地盤の安定度に辿り着きます。実際には下地の問題を上(化粧)で補う、あるいは隠すことも往々にしてありますが、それは結局手間が掛かる上に収まりも不十分になりがちです。
また力強い梁をそのまま剥き出しにするなど、構造自体が十分鑑賞に堪え得るため敢えて化粧(覆い)をしないという見せ方もあります。究極的には、構造そのものに十分な存在感があれば装飾は蛇足なんですよね。
とまれ構造にも理想を求めればそれこそ青天井。手間暇掛ければ良くなるのは分かってるんだけど、そこをアレした分、化粧でアレしてソレしとけばそこそこアレな感じになるんじゃない?というのが人の性でしょう。どのあたりを落とし処にするかは人により様々ですが…
あ、あくまでも建築の話ですよ。あしからず。
(パビリオン隊長)

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